仕事で運転免許が必要とされる場面

普通自動車運転免許は、自動車社会である日本であれば確実に取っておくべき資格です。
介護職に従事する人も出来る限り取っておいた方が良く、その理由としては仕事で車を運転する事が多々あるからです。

地方にある介護施設のほとんどは、収容人数が数十人から百人を超えるような大人数タイプである事から、自宅から事業所までマイカーで通う事を条件にして採用を行っています。
なお、都市部にある介護事業所の場合は、自家用車通勤が奨励されていない事もあるので、運転免許が必要無い事もあります。

通勤以外に介護職で運転免許を持っておくと良い理由としては、事業所の車を使う事が頻繁にあるからです。
要介護度が高い利用者は、風邪などで体調が急変したり、かかりつけ医に通っていたりする事があるので、その際の送迎に付き添う事もあります。
専門の送迎スタッフがいれば事業所の車を運転する事はほぼありませんが、スタッフが休みの時は運転を依頼される可能性もあるでしょう。

利用者が少ない事業所(一桁から十数人)では、介護職と送迎スタッフを兼務する事が多く、10人程度が乗れるミニバンや5人乗りの乗用車を使います。
介護事業者では、レクリエーションで花見・食事・旅行をする事がありますが、その際も介護職が送迎を担当します。
運転をするのが得意なスタッフが指名されるのが一般的で、運転をする時は道に迷わないように事前に経路のシミュレーションをしておく事が大切です。

このように様々な場面で運転免許は必要とされます。
機会があるなら取得してみてはいかがでしょうか。

参考サイト:介護職で運転免許が役に立つってホント?